“町のお荷物”である空き家を若者が集まるシェアハウスに 完成までの空き家再生工事動画を公式サイトにてリアルタイム配信 #空き家 #千葉

空き家活用/リノベーション ニュース

空き家再生事業を行う合同会社 慧(所在地:東京都江戸川区南小岩6-20-7 代表者:米山吉洋)は、千葉県千葉市にある築45年の空き家を再生し、シェアハウス事業を開始する。
2021年10月初旬の完成に向けて、空き家再生プロジェクトとして、公式サイト(http://sharehouse-satori.com/)にて、再生工事の様子を工期別動画で配信するという。

シェアハウス「ひだまり大森町」外観・改装後の内観イメージ
所在地:千葉県千葉市中央区大森町433-2

なぜ空き家を再生し、シェアハウス開設を目指すのか
全国に約850万戸も存在する空き家は、町の景観や災害にも影響を与えかねない存在となっている。
イギリスでは築100年以上もある建物が売買され、リフォームを繰り返しながら活用されている文化が根付いている。
しかしながら日本では、新築が価値のあるものとして存在を高めている現象がある。
今後増加の一途をたどる空き家を、シェアハウスへと再生することで社会問題を解決すべく、空き家再生プロジェクトを開始。
若者文化としても根付くシェアハウスは、プライベートな個室とコミュニケーションの場として活用される共用部に分かれた共同住宅。
コロナ禍で若者たちの閉鎖感が顕著となり、精神的にも追い込まれる人も少なくない。
そのような若者を少しでも救うべく、「若者の活気ある場所」としてのシェアハウスを創造するという。

シェアハウス「ひだまり大森町」再生工事をリアルタイムで動画配信
今回の空き家再生プロジェクトの舞台となる空き家は、京成電鉄千原線大森台駅から徒歩6分に位置する、築45年の空き家。
前の居住者が退去後、約1年放置された空き家だが、シロアリ・傾き・雨漏りなどがあり、通常は再生不可能といわれるほどのボロ家だったと状態だったという。
このような空き家は通常見向きもされないが、空き家再生リフォームに特化した株式会社SASHIGANE(東京都墨田区墨田4-2-4 1)の山下さんであれば、どのような難易度の高いボロ築であっても再生可能となるという。
全7部屋の個室には、ベッド1台と、快適なテレワークがしやすいデスク・椅子を設置予定。
共用部のキッチンは新設し、過ごしやすい温かみのある照明を設置。
10月初旬に完成に向けて、どのように空き家が魅力的なシェアハウスに生まれ変わるのかを、動画配信する。
空き家からシェアハウスとして生まれ変わるビフォーアフターを動画で楽しむことが可能。
シェアハウスひだまり大森町完成時には、見学会を開催するという。
●動画公開先URL:http://sharehouse-satori.com/

1階

空き家の現状

シェアハウス1階イメージ

2階

空き家の現状

シェアハウス2階イメージ

合同会社 慧とは
代表の米山吉洋は、千葉県幕張本郷の幕張ドルフィン歯科クリニックの院長。
マウスピース、取り外し式矯正を中心とした歯科医療を行う。
日々の治療で若者の患者に触れていく中で、特に学生達が近年、コロナ禍で閉鎖的な生活を送っている状況を知り、日本の将来に危機感を持つようになる。
医療だけでなく、不動産、特に空き家再生事業を展開することで社会に貢献したいと考え、今年3月に合同会社を設立。

【会社概要】
会社名:合同会社 慧 SATORI
代表者:米山吉洋
所在地:東京都江戸川区南小岩6-20-7
資本金:110万円
設立:2021年3月
URL:http://sharehouse-satori.com/

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