かつての江戸の中心地から、これからの「働く」を発信する。「MIDORI.so Bakuroyokoyama」10月上旬オープン #リノベーション #馬喰横山

空き家活用/リノベーション ニュース

シェアオフィスMIDORI.soを運営するMirai Institute株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:小柴美保、以下Mirai Institute)は、コーヒースタンド、アップサイクルスタジオ、パーマカルチャーガーデンなどを備えた、「働く」のこれからを探るシェアオフィス「MIDORI.so Bakuroyokoyma(みどりそう・ばくろよこやま)」を2021年10月上旬、日本橋・馬喰横山にオープンする予定。
7階建の一棟をまるごとリノベーションした本施設は、コミュニティとその更なる広がりを生み、新しいカルチャーを発信していく施設を目指し、さまざまな試みを実施していく。

問屋街のビル1棟をフルリノベーション。「働く」のこれからを探るシェアオフィスが誕生
神田川と隅田川、首都高の高架に囲まれた服飾問屋街である馬喰横山に「MIDORI.so Bakuroyokoyama」がオープンする。
MIDORI.soとしては4拠点目となる施設で、東京の東側エリアへは初進出となる。
本施設1階には、地域のハブになることを目指すコーヒースタンド、地域のコンテクストを踏まえたアップサイクルスタジオを併設。
スタジオでは服飾問屋さんから出る余剰な衣料を新しい価値に変えるチャレンジを実施。
2階から6階は、ラウンジ、オフィス、キッチンに加え、ギャラリースペースを併設し、新しいカルチャーの発信地となるような取り組みを行っていく。
屋上には「MIDORI.so Omotesando」で運営していた「パーマカルチャーガーデン」が引越し予定。
三駅利用で交通至便の地に、ビル1棟を丸々リノベーションして気持ちよく働ける状況を創るとともに、自立と共生をベースに、MIDORI.soのコンセプトである良質なカオスを目指していくという。

「BOOK AND BED TOKYO」と「Coffee Supreme」によるコーヒースタンド「Parlor’s」
泊まれる本屋「BOOK AND BED TOKYO」と、ニュージーランド発のコーヒーロースター「Coffee Supreme」が手がける新業態店舗「Parlor’s(パーラーズ)」が 1階にオープン。
食、音楽、アート、人、などが 交流する社交場のような 場づくりを行い、 地域のハブ的な存在になることで、 誰もが気軽にふらりと立ち寄れる、地域に根付いた “ちょうど良い“ カフェを目指す。
「Coffee Supreme」の豆を使ったコーヒーや、手軽に楽しめるフードをご用意し、「MIDORI.so」とともに馬喰横山で新たなカルチャーを生み出す。

BOOK AND BED TOKYO https://bookandbedtokyo.com/ja/
Coffee Supreme https://shopjp.coffeesupreme.com/

新しい「つくる」を探求する「STUDIO MIDORI.so」
1階奥には「STUDIO MIDORI.so」がオープン。
アップサイクルを大きなコンセプトのひとつに置き、新しい「つくる」を探求していく場所となる。
服飾問屋街である馬喰横山周辺の企業から出る使われなくなった商品などを使用し、新しい価値をつけて販売する試みを実施予定。
刺繍ミシン、カッティングマシンRISOグラフプリンター、シルクスクリーン、タフティングマシンなど様々なマシンが導入されたスタジオは、ものづくりができる場所として一般の方のご利用も可能となる。

ゼロ・ウェイストの実現を目指す「パーマカルチャーガーデン」
7階建ての屋上には小さいながらもアーバンファームが生まれる。
監修にはパーマカルチャーの石田紀佳氏、ソーヤー海氏が参加。
また、ビルから出るゴミは屋上のコンポストにするなど「都心でゼロ・ウェイストが可能なのか」をビル全体で実験していく。
並行して、農を中心とした都市の持続可能な生活文化を創造・発信していくオープンプラットフォームの運営をを行う「Tokyo Urban Farming」チームと連携をとり、その実態を記録していく。

東京アーバンパーマカルチャー https://tokyourbanpermaculture.com/
Tokyo Urban Farming https://tokyourbanfarming.jp/

土地の歴史を感じながら、楽しく働くことができるこだわりの空間作り
内装デザインには、MIDORI.soメンバーでもある「Plug-in Architects Inc.」のIlgin Tunc(イルギン・トゥンチ)、「株式会社勝亦丸山建築計画」の2社を起用し、問屋街の歴史を感じるレトロなビルの良さを活かしつつ、イキイキと楽しく働くイメージを空間に落とし込んだという。
設計アドバイザーには「津賀洋輔建築事務所」、施工はBluebottle Coffeeなどを手がける「株式会社TANK」を起用。

Plug-in Architects Inc. https://www.plug-in-architects.com/
株式会社勝亦丸山建築計画 http://katsumaru-arc.com/
津賀洋輔建築事務所 https://www.tgaap.jp/
株式会社TANK https://tank-tokyo.jp/

8月11日(水)クラウドファンディングがスタート
COMMUNE表参道の閉鎖に伴い、約8年間、国内外問わず多くの方に訪ねていた「MIDORI.so Omotesando」も閉館となる。
この度「MIDORI.so Omotesando」に代わり、新たに馬喰横山で「MIDORI.so Bakuroyokoyama」をオープンすることとなった。
それに伴い、この度、リノベーションの際の機材購入や木材の運搬などにかかる費用をクラウドファンディングを行う。
クラウドファンディングは8月11日(水)よりスタート。
「MIDORI.so Bakuroyokoyama」に関心のある方は、新しい「MIDORI.so」の試みをぜひ協力を。
https://motion-gallery.net/projects/we_create_here

施設概要
施設名:MIDORI.so Bakuroyokoyama
住所:〒103-0003 東京都中央区日本橋横山町5-13
オープン:2021年10月上旬(予定)
内覧:2021年9月より予約受付開始予定

MIDORI.soについて
これからの働き方の可能性を追求すると共に、個が尊重される社会においても(そのような社会だからこそ)、大切な拠り所となるであろう仲間とともに働くスペースとなっている。
様々な仕事 / 国籍 / 趣味 / 考えを持つメンバーが集まり、その混沌を通して生まれる「何か」をみんなで楽しめる場を目指していく。
2012年に中目黒でスタートし、現在、中目黒、表参道(8月31日閉館予定)、永田町にシェアオフィスを構えている。
https://midori.so/
https://www.instagram.com/midoris0/

Mirai Instituteについて
Independent Think Tank / Working for Goodnessを掲げ「MIDORI.so」を中心として、これからの「働く」を実践していくチームとなっている。
MIDORI.soの運営他、これからの「働く」をさらに広げていくため、シェアオフィスの立ち上げ運営支援等を行なっている。
また、シンクタンクとして、働くに関連した出版事業も展開していく。
https://midori.so/mirai

会社概要
企業名:Mirai Institute株式会社
本社所在地:東京都千代田区平川町2-5-3 Nagatcgo GRID 5F
代表取締役社長:小柴美保
設立:2012年1月
資本金:3800万円
事業内容:シェアオフィス運営事業、シンクタンクとしての財団企画運営事業

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